◎<国分寺大人倶楽部>
(佐藤佐吉演劇祭2010参加作品)
脚本・演出:河西裕介
夏の終わり 僕たちは夏だけが使える魔法にかかっていたのかも知れない。
王子は、「劇団虎のこ」の北とぴあホールでの芝居以来二度目だった。 (こじんまりした劇場であった)
中村卓也(プレステージ)に誘われ観た。
久々に、イラッとしながらの二時間であった。
ナチュラル・自然体な芝居・・・何か勘違いしてると思えた。 脚本の浅さ。演出の無責任さ。役者の人生観・重み・・・足りない事に気付いていないのだろう!
役者に委ねて自由に芝居して・・・的な感じがプンプン
同性愛の数カップルの夏の男女9人恋物語・・・同性愛者が抱えている問題、個人の抱えている問題。恋ばなに終始することなく、個々のバックボーンを掘り下げ・盛り込み、人間模様にすべき題材をそれぞれが自己中心的思いやりの欠片もない押し付けの一方的愛を叫んでいる所が珍しくムカついた。
レズ・ホモ。のんけ(普通・ノーマルとは表現したく無い)には分からない問題だろうか?愛を語るのではなく、愛を思い。相手を思い。悩み。言葉・行動の危うさに心を痛める所にドラマ・物語があるのでは・・・
各出演者は各各頑張っていたと思う!女子同士・男子同士のキス。愛撫。パンツ見せ・全裸。
昔のアングラ劇ではもっと表現していた。中途半端さに演出の至らなさが我慢出来ない。役者を導いてこその演出だ・・・厳しく書いたが頑張って欲しいと思い記した。 Kamopです。
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