2011年3月19日土曜日

※『行為の意味』 宮澤章二

【行為の意味 青春前期のきみたちに】 宮澤章二
<公共広告機構・CM>
「こころ」は だれにもみえないけど
「こころづかい」は見える
「おもい」は見えないけれど
「思いやり」は だれにでも見える
~その気持ちをかたちに

≪全文≫
~あなたの〈こころ〉はどんな形ですか と ひとに聞かれても
答えようがない
自分にも他人にも〈こころ〉は 見えない
けれどほんとうに見えないのであろうか
確かに〈こころ〉は だれにも見えないけれど
〈こころづかい〉は 見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の〈思い〉は 見えないけれど
〈思いやり〉は だれにでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
〈こころ〉も〈思い〉も 初めて美しく生きる
~それは 人が人として生きることだ
※宮沢 章二(T/8/6/11生まれ・H/17/3/11逝去)
クリスマス・ソング「ジングルベル」の作詞者で有名
Kamopより

2 件のコメント:

  1. この度、考えさせられた事。沢山ある。
    不謹慎という、言葉の意味。
    日本人の美徳という、言葉の意味。

    私は一人の表現者として、この状況でも16日に初日を迎えた舞台を観に行った。
    17日に行ったので、丁度「大規模停電」予告の時間帯。
    下北まで行くのも大変だったけど、それよりも、サラリーマンの男性が
    頑張っている駅員さんに罵声を浴びせているホームの画。
    あふれかえる駅構内で、何をそんなに急ぐのかというぐらい、色々な人に肩でぶつかっていくおじさん。
    満員電車で各駅ホームに停まる度、大きくため息をついて
    ドアが開くと「もう、乗れねーだろー」という若者。

    皆、ストレスが溜まっているのは分かります。
    でも、思いやりや優しさを忘れてますよね。

    舞台は平日に関わらず、客席はぼぼ満員。
    そう、待っていた人がいた。

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  2. TV、映画、お芝居、本当にだいすきです。
    観ることで、救われたこともたくさんありました。

    例えば、毎週決まった曜日、時間に放送されるTVプログラム、当たり前だと思っていたこと。これも、凄くありがたいことなんだって、TVを観ていて実感してます。

    『明日も頑張ろう』

    と、思えるように。

    広告CMにも同じ力がありますね。
    ちなみに、私は最後に「ポポポポーン♪」と歌われるCMも好きです。

    私も
    『明日も頑張ろう』と
    人に勇気や希望を持ってもらえる、
    エンタメの世界で、尽力していきます。
    ポポポポーン♪

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