2010年5月4日火曜日

Celebration [祝宴] (両国・シアターXカイ)

◎ 「セレブレーション」 作:ハロルド・ピンター 訳:喜志哲雄 演出:高瀬一樹
Cast:中島宏海・平塚真由(JFCT)・高川裕也
ハロルド・ピンターは1930年10月10日、ユダヤ系ポルトガル人の両親のもと、ロンドン東部で生まれる。
作品は、説明的な台詞を嫌い、敢えて観客には、理解しづらい劇を作る。
しっかりとした、目標に向かって話が進むのでなく、「キャラクターが一人歩きする」のである。
不条理演劇の大家と評され、反戦思想の持ち主としても有名である。
 2005年にノーベル文学賞を受賞。 2008年、78歳で死亡。
『人間存在の不可思議さであり、人間の記憶の持つ力と意義。その重大さであり、もうすでに我々が失ってしまった何かをうっすらと想起させる世界』と語ってるが・・・やりたいことは分かるが、西洋と日本の文化の違い歴史・時代感の違いが理解しにくくさせている。
高川裕也の声が良い(「カンブリア宮殿」「世界秘境全集傑作選」などの語りを)・平塚も良くなった。
いや、全員良い声のキャステングだった。 衣装もゴージャスでそれぞれに似合っていた。 宏海も真由も
ニューヨーク在住の演出家のセンスだろうか!
だが、分かり難いのがエゴイスティクだ!      kamopより

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