◎ 下北沢「劇」小劇場 THE CUPID MAGIC vol.53
作・演出:田窪一世 出演:中村恭子・白神早季子(プレステージ)
フランスの田舎造りの小さな喫茶店「フォンテーヌ」で繰り広げられる、変わらぬ主人・変わらぬ客・変わらぬ会話・変わらぬ風景模様・・・心地よい空間に、一人のフラメンコダンサーに夢見て田舎から出て来た娘が、空気を変えた・・・少し寒い冬の朝から始まった!
冬~春~夏~秋・・・四季が、照明・服装・カウンターの上の一輪の花の変化で表現された世界で、ゆっくりと季節だけでなく人の心が変わっていく様が表現されている。
台詞を極端に舞台調でなくリアルな音量で表現する演出だろうが・・・演者の力量が問われ個人差が出る芝居になっている。裸にされた役者はやりがいはあるのだろうが、聞こえない台詞に戸惑う客もいただろう・・・
しかし、出だしに田窪氏が本当に入れているコーヒーの香りが素敵であった。映画・TVの世界では本当の香りは表現出来ない。 匂いが、鼻を、胃を、脳を刺激して心地よくさせていたのは良い演出であった! 薄幸な娘役の中村と意地悪な先輩役の白神は頑張っていたと思う♡♡♡
Kamop一日W観劇の巻であった!(中村卓也とアラン栄次と呑みました!)
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