2010年8月28日土曜日

『フツーの生活・長崎編』

◎新宿・紀伊國屋サザンシアター 
中島淳彦 戦中戦後三部作・長崎編44ProduceUnit
戦争中の普通、戦後の普通、何が普通なのか良く分からなかった時代に、それでも「今」を普通と信じて生きるしかなかった人々の、可笑しくも切ない物語三篇の沖縄編に続く長崎編を観た。
かなやす慶行・山野海・福島まり子・塚原大助・外波山文明・44北川等の知っている役者が出ていて・・注目の作品なので沖縄編に続き観て来ました。
高橋いづみ・高山光乗・加藤さん・平良くん・香織が来てた!
長崎の病院の一室での物語、戦争に反対して政治犯になった元教師・盲腸で戦線に出られない事を恥る男・神経が麻痺して入院してる男・看病してる兄・ヤクザな男・名古屋な男・病院の先生・看護婦・結核の男と姉・太った謎の妻・・・それぞれの戦争観・人生・愛・・・そして8月9日・・・長崎に原爆が落ちる!
主催の北川さんは兎に角頑張っている・・・10月には宮崎編が公演される!
多くの人々に観て頂きたい。 残し・語るべき作品だと思う。
利害関係は無いが応援した作品だ!
Kamop

映画観ました!No.27


◎「密約」 
監督:千野皓司 原作:澤地久枝
キャスト:北村和夫・吉行和子・大空眞弓
昭和四十七年十月十四日、東京地方裁判所検事が起訴状を読み上げた。「被告人、石山太一は被告人絹子とひそかに情を通じ・・・」沖縄返還時の外務省とアメリカ政府との「密約」があったことを政治記者が事務次官補佐の女を使って新聞記事にしたタブー政治事件が「国民の知る権利か」「国家の秘密保護か」を裁判の描写を通じ国家とは何かを問いかける。

◎「陸に上がった軍艦」 
監督:山本保博 原作・脚本:新藤兼人 語り:大竹しのぶ
1944年春、召集令状を受けて、三十二歳で広島県呉海兵団に二等水兵として入隊した新藤兼人は、同年六月に宝塚海軍航空隊に配属。翌年上等水兵で敗戦を迎えた。当時を語る新藤さんのドキュメンタリー部分と実体験を再現ドラマで構成。実写映像も盛り込み、弱兵目線で軍隊という組織の不条理さを描き、辛辣さを表現しつつ滑稽さでまぶし考えさせられる作品に成っている。
色んな側面で、知らない事を知らないままで良いのだろうか?と言う思いにさせられた二本であった!
Kamopです。

逗子花火大会!

☆8月26日逗子花火大会(今年最後だろう)に出向いた。参加者、中島宏海・藤倉みのり・今野くんと彼女の麻衣ちゃん・そして私!案内人は坂元亮介(地元民)である。逗子駅集合で先ずの案内は、逗子銀座を直に左に曲がった・・川地民夫さんのかき氷の店であった。ご本人もいらして大感激!「平成忘れがたみ」と言う映画俳優五十年史(ご本人出筆)をサイン入りで頂き有りがたや!
次に案内されたのは、逗子海岸の海の家(坂元さんの後輩の店)多くの人が花火見学の場所取りでごった返しである。我々は特等席でサンセットをビールで贅沢見学!有りがたや、有りがたや!

愈々、見学場所に移動して葉山邸屋上に到着!葉山さん(坂元後輩)には一カ月ぶりの再会。(大勢で押し掛け御免なさい!)ビール・シャンパン・ワインに焼酎。バーベキューで大盛り上がり、坂元さんの奥さま秀美さんも仕事終わりで参加(揃い組)日が暮れて7時過ぎて花火が始まる。今年は8000発の花火を45分間に凝縮して魅せたそうです。 夏の終わりのハーモニーって感じの素晴らしい時間を頂き、感謝・感謝・感謝!坂元夫婦・葉山夫婦・時間を共有した仲間たち有りがとう♡♡♡
Kamopでした。

2010年8月25日水曜日

故・富永卓二監督追悼会

☆ 島根のご住職・菅さんの掛け声で、フジテレビ富永監督のもと『忠臣蔵』(4時間SP)スタッフだった能村庸一(企画プロデュース)さん・構木久子(記録)さん・菅光璽(監督補)さん・私(チーフ)と別作品で富永監督と仕事している羽石さんが、新宿TOKYO DAIHANTENに集合し追悼吞み会をした。
それぞれが思い出を話すと断片的だった記憶のピースがそれぞれに繋がり、蘇える思い出と完成されていく・・・懐かしく、貴重な作品だったことが改めて感じ取れた。
※確か、平成四年か五年の作品である。『忠臣蔵』風の巻・雲の巻(4時間SP)
フジテレビ製作・企画:能村庸一・松木征二(仕事):監督・富永卓二:記録・構木久子:監督補・菅光璽
助監督・加門幾生・樋口徹(FCC)・中西健二・洪福貴(ホン・ポッキ)
(大石内蔵助)仲代達矢・山本陽子・乙羽信子・高橋悦史・花沢徳衛・中村吉右衛門・北大路欣也・中村梅之助・浅利香津代・江戸家猫八・大滝秀治・中村橋之助・樫山文枝・小林聡美・西岡徳馬・平泉成・古手川祐子・野際陽子・中井貴一・吉岡秀隆・渡辺謙・三波豊和・左とん平・ハナ肇・北島三郎他
そして、語りが滝沢修さんであった(声録りの時感激であった)
フジのスタッフにも時代劇を覚えさせたいとの中村敏夫制作室長が能村さんに相談した事から始まった・・
そこで、我々演出部(映画時代劇経験者)が呼ばれミックスチームで作られた作品・・・キャストの多さ・豪華さ・ロケ場所の広域さ・雨降らし・雪降らし(真夏)・SETの多さ・・・莫大な時間とお金がかかった作品であった。
大変ではあったが、やりがいとクオリティの高さが感じとれた大作であった。結果、視聴率25%、夜十一時には30%に達したのである。(誇りに思う!)
ただ、あまりの豪華メンバー。並びにお亡くなられた俳優が多いこと多い事!で再放送・DVD化されないのが残念至極である。 フジテレビの方々良き作品の再放送願います!
Kamopであった。

2010年8月24日火曜日

音読劇場所の下見!

☆ 昨日は不思議というか残念な日であった。
ブログ管理人&音楽プロデューサー(他にもマルチな男)西垣氏と池袋駅メトロポリタン出口と名乗る場所で待ち合せ! 某場所(ベーグルも美味しい所)に下見だGO!
駅から3分くらいのマンション・・・看板はあるがヒミツの隠れ家的場所で、地下へ地下へと
あれっ・・・開いてない・・・えっ、休み?(小さく月曜休みと・・・) 残念!
まっ、良いか! 下北沢に移動、30年来のお店(ズー・イン)へ五年くらいご無沙汰で敷居が高い・・・
時々、コンサート開いてたので下見と思い西垣君と行ったらここも休み(水曜定休だったのに)残念!
まっ、良いか!と結局下見返上で宵の椿さんまでテクテク移動!
着いて、一杯目のグラスビールの旨い事、旨いこと・・・近じか、場所のリサーチ ワンス・モアってか
暑い中頑張るオジサン達であった。

2010年8月23日月曜日

新宿・TOKYO DAIHANTENに行きました!

☆故・渡邊裕介監督の弟子で有り、私の先輩である菅光璽さんが本日島根より東京に遊びにいらした。(今は、島根でご住職をされている)正直、生臭坊主である。煩悩だらけである。
本人曰く・・・80歳の檀家さんのお婆さま達にはアイドル的存在だそうだ♡♡♡
集まったメンバーは、菅さんの一声で集合。元渡邊組・羽石さん(先輩)、私(助監督チーフ・セカンド・サードの仲であった・・・徒弟制度が存在した時代である)、それと元カメラマンの中川さん(もうすぐ70歳とはビックリお元気)が参加!
2年前にも、このメンバーで東京大飯店さんにお邪魔してるので懐かしい!
店員の女の子に四人して見覚えあったので本人に聞いたところ・・・二年前には居たそうです!
みなさん、記憶力衰えてませんね・・・流石!
お決まりの、鶏の足を煮込んだ料理を食べ、紹興酒10年ものを呑み、楽しく夜は過ぎました。
菅ご住職・・・ごちそうさまでした。
※東京飯店
昭和35年4月新宿三光町(現:新宿5丁目)に「北京・上海・四川・広東」の四大中国料理を本格的に提供する中国料理店として開店して50年。平成20年5月にリニューアルして「TOKYO DAIHANTEN-Chinese restarant-」に看板をかえた。    
Kamopでした。